「消費者庁は『洗たくマグちゃん』効果なしの根拠を示すべき。」(動画)
このようなニュースがあり、主要メディアが大きく報道しています↓
消費者庁は27日、洗濯補助用品「洗たくマグちゃん」を洗濯機に入れると、マグネシウムの効果で洗剤や柔軟剤を使わずに洗濯できると表示したのは根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、販売する「宮本製作所」(茨城県)に再発防止などを命じた。
記事中では「しかし消費者庁が根拠の提示を求めたところ、1リットル未満の小さなビーカーでの実験結果しかなく、家庭用の洗濯機での効果は確認できなかった。」と書かれていますが、消費者庁は「洗たくマグちゃん」のきちんとした評価試験を行なっていないということなのでしょうか?
4月29日追記:
宮本製作所のサイトを見ると、消費者庁は洗たくマグちゃんに効果が無いと言っているのではないようです。
その広告表示方法に問題があると言っているようです。
宮本製作所はすでに新しいデザインのパッケージを販売しておりますので、消費者庁は新パッケージの表記で問題無いと判断したのでしょう。
「洗たくマグちゃん」の消費者庁の措置命令についてお詫びとお知らせ↓
https://www.miyamotoss.co.jp/news/wp-content/uploads/2021/04/f04ba87a0aa181dabe4abfc11e37721a.pdf
宮本製作所のサイトにはこのようなニュースも載っていました↓
環境団体がマスコミに「効果なし」の訂正を要求 | 株式会社宮本製作所
上記内容抜粋:
環境市民団体の「食品と暮らしの安全基金」が、モニターが洗剤を使わずマグちゃんだけを使った洗浄調査で「よく落ちた」という回答が各種布地で平均59.5%であった。
消費者庁は消費者に不利益を与えるこのような誤った記事の訂正・謝罪をするように各メディアに指示するべきではないでしょうか?
今後、記事が削除される可能性がありますのでスクリーンショットを貼り付けておきます↓
ここから先は誤った新聞記事から、消費者庁が「洗たくマグちゃん」には効果が無いという結論を下したという私の勘違いに基づき4月28日に書いた内容ですので、そこを理解したうえで読み進んでください↓
工業分野では水素水に洗浄効果があるということは常識で、水素水を利用した半導体洗浄用の器機が20年以上前から製品化されています。
こちらはオルガノ株式会社のサイトより↓
こちらは無機マテリアル学会誌の記事↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mukimate2000/12/319/12_319_559/_pdf
無機マテリアル学会誌の記事より水素水に関する部分↓
3・2 水素水
水素水は超純水に高純度の水素ガスを溶解させることで酸化還元電位がマ イナス(還元性)を示すもので微粒子の除去に大きな効果を発揮する。
洗浄例として図2にシリカ微粒子で汚染したウェハの洗浄試験結果を示す。
従来の超純水やアンモニア(アルカリ)水ではほとんど除去できない微粒子を水素水のみで99%以上除去することができる。
そのメカニズムについては、水素水洗浄で併用される超音波(メガソニック)と水と水素の作用により、余分なHラジカルが発生しそれがウェハ表面から微粒子の脱離を促すとする余剰ラジカルモデルが提案されている。
上記の記事では、工業界でもなぜ水素水にこれほど高い洗浄効果があるのか完全には解明されていないが、実際に高い洗浄効果があるために半導体製造の分野ではかなり前から実用化されているということがわかります。
こちらは表面技術協会誌の記事↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj1989/51/2/51_2_141/_pdf
表面技術協会誌記事の抜粋↓
酸化性の機能水は金属除去、有機物除去、リンス効果などの洗浄効果をもち、還元性の機能水は主として微粒子除去に利用される。
機能水の洗浄力の主要因となっている酸化性または還元性を与えているのは各種ガスであり、これらは洗浄後に排水となったとき容易に系外に抜けるので実質的な排水負荷とはならない。
また必要に応じて添加される酸/アルカリも通常ppmレベル以下であり従来の洗浄薬液が%オーダーの薬品を含有しているのに比べれば1/100以下の薬品含有量である。
よって機能水の導入により薬品使用量、廃棄物排出量はもとより、水回収再利用率の向上、濃厚薬品使用量減によるリンス用超純水使用量の削減、リンス時間の大幅短縮、洗 浄プロセスのスループット向上が可能である。
上記の内容を読むと水素水などの機能水は理想的な洗浄剤であり、環境に多大な負荷を与える従来の化学系洗剤メーカーにとって、脅威であるということが分かります。
こちらはマグネシウムを水にいれて水素を発生させている動画↓
動画では大きな塊のマグネシウムを使用していますが、「洗たくマグちゃん」は小さなペレットなので表面積が増大し、より多くの水素が発生します。
また洗濯の際に、ホームセンターなどで販売しているクエン酸を少量入れると更に多くの水素が発生し、より洗浄力が高まります。
洗濯関連の別件ですが、当院に来ているお子さんには強烈な柔軟剤の香りを発している子供達がおり、それらのお子さんのお母さんにはこれまでも「洗たくマグちゃん」を勧めてきました。
泥汚れなどは落ちにくいですが(泥汚れに関しては合成洗剤でも落ちにくいと思いますが・・・)、通常の汚れに関してはお母さん達はその洗浄効果に十分満足しています。
また、静岡県環境衛生科学研究所医薬食品部の商品テストによると、柔軟剤にはアレルギー物質が含まれているとはっきりと書かれています。
当院に来ている方で都内を流れる河川の浄化処理施設の周辺に住んでいる方がいますが、その処理施設の下流には強烈な柔軟剤の香りが漂っており、処理施設の下流に近づくと身体の具合が悪くなるそうです。
柔軟剤にはそれだけ分解しにくい化学物質が含まれているということです。
静岡県環境衛生科学研究所医薬食品部による柔軟剤のテスト↓
【商品テストNo.153】柔軟剤の香り成分
http://kaneiken.jp/test/test133-153/151-153/153.pdf
上記テストのまとめ
・製品の成分表示欄には「香料」という記載のみですが、柔軟剤の香り成分として海外の化粧品に関する法令でアレルギー物質として表示が義務づけられている成分や、揮発性有機化合物(VOC)でもある成分が使用されていることがわかりました。
・今回調べた香り成分の多くは、食品の香料としても使用されている成分ですが、化学物質に過敏な人などでは、これらの成分が空気中にわずかに存在していても、目や喉の痛み、頭痛の原因となることもあるので注意が必要です。
・柔軟剤の中には好みに応じて香りをより強くするために使用量を増やしてもよいとの記載がある銘柄がありました。
しかし、使用量を増やすことで衣類への香り成分の残存量が増え、香りも強くなります。
また自分が慣れた香りは感じにくくなる傾向があり、同じ柔軟剤を使用し続けると香りを強くしようと使用量が徐々に増えてしまうことがあります。
柔軟剤の香りの感じ方は個人差が大きく、使用者本人にとっては快適な香りでも、他人にとっては不快に感じることもあるため、使用量が過度にならないように周囲の人への配慮も必要です。
これまでに私の勧めで「洗たくマグちゃん」を購入した方々は、皆さんその効果を実感していますので、当院では今後も「洗たくマグちゃん」の販売を継続いたします(購入価格そのままで販売していますので私の利益はゼロです)。
消費者庁が宮本製作所にこのような処分を下したということは、これまで明確な作用原理が解明されないまま半導体部品の洗浄に水素水を利用してきた半導体メーカーや、水素水洗浄器機を販売してきたメ-カーも、関係省庁は処分しなければいけませんね。
なお、当然私は洗濯の際には「洗たくマグちゃん」のみを使用し、合成洗剤も柔軟剤も使用しておらず、今後もこれには変わりありません。
半導体洗浄では水素を超純水に含有させていますが、衣類は半導体のような繊細なものではありませんから水道水で十分だと私は考えています(動画を見れば通常の水で水素が発生しているのが分かります)。
無機マテリアル学会誌や表面技術協会誌には書かれていない私個人の考えとして、水素は微粒子だけではなく、衣類に付着しているタンパク質や脂質とも化学反応を起こして分解し、汚れを除去していると考えています。
私が「洗たくマグちゃん」を勧めた方が以前に言っていましたが、洗たくマグちゃん+柔軟剤で洗濯すると合成洗剤+柔軟剤で洗濯した場合と比較して、明らかに衣類の柔軟剤の香りが弱くなるそうです。
つまり水素水は、下水処理施設でも分解できないような強固な化学物質である柔軟剤の香料を分解してしまっているということになります。
だとすれば人体内で合成される程度のタンパク質や脂質であれば、容易に分解されてしまうでしょう。
ところで「洗たくマグちゃん」は日本国内において特許を取得しておりますが(特許番号5312663号)、特許庁が出願特許を認める場合どのような審査をするのでしょうか?
そして消費者庁は本気で消費者のことを考えるなら、厚生労働省などとも連携して海外の化粧品に関する法令でアレルギー物質として表示が義務づけられている成分や、揮発性有機化合物(VOC)の柔軟剤への使用を禁止するよう動くべきではないでしょうか?
これらは身体にアレルギーを引き起こし、更に環境を汚染しているのですから。
参考までに独立行政法人 国民生活センターが行なった「健康な人がマスクをしても、ウイルス防止効果はほぼ期待出来ない」という試験結果↓
http://www.vat.co.jp/images/influenza/mask01.pdf
こちらの試験結果は以前は独立行政法人 国民生活センターのサイトで読むことができましたが、理由は分かりませんが現在は削除されているようです。
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「おかげさまで10周年」
当院は2011年4月4日に開業し、おかげさまで10周年を迎えました。
2011年と言えば東日本大震災があった年です。
あの日の夜、信号が変わっても全く前に進まない自動車が白山通りを埋め尽くし、巣鴨方面へと歩道を歩く人々の列が延々と続く光景を今でもはっきりと覚えています。
私はその頃、物件の賃貸契約も無事に終了し、コツコツと開業の準備を行なっておりました。
当院の内装(内装と呼べるほどのものはありませんが・・・)は、仕切り用に天井に取り付けているカーテンレールの取り付けは業者に依頼しましたが、経費節減のためそれ以外は全て寸法を測り近所のホームセンターやネット通販などで注文して揃えました。
ところが震災により、注文していた棚、カウンターなどほぼ全てのものの配送が止まってしまったのです。
特に近くのオリンピックで注文したタイルカーペットの入荷時期が未定となってしまったことには困りました。
タイルカーペットを敷かないことには、何が入荷しても据え付けていくことが出来ないのです。
しかし、被災した人達の映像を見ながら「この人達に比べれば自分は遥かに恵まれているよな。」と考えながら、窓にブラインドを取り付けるなど出来る範囲の準備を続け、なんとか予定していた卒業式翌日までに準備を終えました。
私が卒業したジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシーは講師などの都合で入学式と卒業式を同じ日に行なっていたので、4月3日に卒業した私は翌日から現在の場所で「白山オステオパシー」を開業。
開業した週は開業前からの友人、知人などが施術を受けに来ましたが、その後ほぼ毎日施術人数ゼロの日々が続きます。
参考までに2011/4/18~24のスケジュール表↓
この週の施術人数は一名、近所の自然食品店「くらや」の店長さんからの紹介でした。(ところでwindows10に標準装備されているペイント3Dには、なぜモザイク機能が無い?)
開業当初の私は某オステオパシー団体に所属しており、その団体が管理しているオステオパシー免許の試験を受けるために試験勉強をしていました。
6月に行なわれた試験にも無事合格しましたが、現在はオステオパシーに対する見解の相違からその団体を退会し、その免許も失効してしまいました。
試験も終わり、いよいよ暇になった私はまずはホームページを作成し、次に当時頭の中にあった自分なりの考えをまとめることも兼ねてブログを始めました。
白山オステオパシー ホームページ↓
そろそろデザインを変えたいところですが、移行すべき情報量が多すぎてやる気がおきません・・・。
2011年7月から12月のブログ記事↓
私の記事へのアクセスは1日に数件程度でしたが、時間がたっぷりとあったこともあり、当時はほぼ毎日記事を書き続けていました。
当初はほとんどアクセスの無かった私の記事にも徐々にアクセスが増え、私のブログ記事を読んで来院する方も少しづつ現れはじめました。
中でも最も驚いたのは記事の数が200件くらいの頃だったと思いますが、当時の私の記事を全て読みましたという方が、島根県から御夫妻で飛行機を利用して当院の施術を受けるだけのために、日帰りで東京まで来たことでした。
その夫妻には関西方面の私の知人の施術院を紹介しましたが、その後お元気でいらっしゃるのでしょうか?
ちなみにこれまでに何本の記事を書いたのか数えてみると、本記事が943回目の投稿でした。
ブログとともに、当時流行っていたクーポンサイトも試してみました。
グルーポン、くまポン、ルクサなどです。
検索してみると、くまポンのページが今も残っていました↓
当時は1,280円で施術していたんですね。
クーポンで来院した方を数百名は施術したと思いますが、再度通常料金で施術を受けに来る方は数えるほどしかいませんでした。
しかしこの数百名は私にとっては素晴らしい経験の蓄積となり、確実に現在に役立っています。
私の経験上、クーポンサイトでリピーターを獲得することはほぼ期待出来ませんが、開業したばかりで時間を持て余している施術者が経験を積む手段としては、非常に有効だと思います。
2014年7月からはジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシーの1年後輩の山中さんが当院で働き始め、2015年11月に独立開業。
現在、渋谷区代々木上原において「オステオパシーシルクロ」を経営しており、こちらは開業して6年目となっております。
なお山中さんには現在も日曜日のみ白山に応援に来ていただいておりますが、山中さんを指名する方も多く、私よりも1日の施術総額が多い日も度々あります。
昨年のコロナ第1波の期間は、東京都が1ヶ月休業で50万円、2ヶ月休業で100万円の協力金を出して休業要請していましたが、コロナに関して調べた結果来院している方々の免疫力を低下させないためにも営業を続けるべきだと判断し、時短、休業を一切せず通常営業を続けました。
第1波の際は来院する方も減少しましたが、第2波、第3波は通常営業を続けてきたおかげか、特に来院数が減少することもなく施術させていただいております。
昨年末には、鉄道広告を取り扱っている広告会社から都営三田線白山駅に広告を出しませんかという連絡があり、オステオパシーの宣伝も兼ねて今年から白山駅A1出口階段踊り場の壁に広告を掲出しております。
広告会社担当者のお話しでは、各種鉄道会社の広告を扱っているがオステオパシー施術院の広告を駅に掲出するのは、その会社では初めてだそうです。
医療系広告の掲出の際には、こちらの案を保健所に提出して内容のチェックをしていただくことが必須です。
しかし、広告会社の方、保健所の担当者ともにオステオパシーに関する知識が少なく、医療系用語の意味の解釈に関する資料を送ったりとOKが出るまでなかなか大変でしたが、なんとか私の原案通りの内容で掲出することができました。
白山駅は地域性からか学校、病院、墓苑などの広告が多いのですが、そんななか恐らくそれらとは桁違いに規模の小さな当院に「広告を出しませんか」と連絡してくださったということは、この10年間地道に施術を続けてきたことを評価していただいたのではないかと考えています。
今後も皆様に出来るだけ早く健康を取り戻していただけるよう精進する所存ですので、よろしくお願いいたします。
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「今日の映画『テスラ』」(動画)
3月26日から公開されている映画「テスラ エジソンが恐れた天才」を観てきました。
Nikola Tesla(ニコラ・テスラ)
1856年7月9日ー1943年1月7日。発明家。
交流電流、ラジオやラジコン(無線トランスミッター)、蛍光灯、空中放電実験で有名なテスラコイルなどの多数の発明、無線送電システム(世界システム)を提唱。
磁束密度の単位「T(テスラ)」にその名を残す。
地球全体の磁場を利用し電気振動と共鳴させることで空間から無限にエネルギーを得られる仕組み(フリーエネルギー)を構想していた。
8ヵ国語に堪能で、詩作、音楽、哲学にも精通、生涯独身を貫いた。
ニコラ・テスラはトーマス・エジソンほど有名ではありませんが、真の天才です。
参考までに彼の自伝から一部を抜粋します。
考えが浮かんだら、直ちに頭の中で装置を組み立てる。
構造を変更したり、改良したり、動かしたりするのも頭の中だ。
頭の中でタービンを動かそうが、作業場でタービンの試験をしようが、私にとってはそんなことはまったくどうでもよい。
もしもタービンに不具合があればそれにもきちんと気づく。
なにも遜色はない。
もちろん得られる結果も全く同じだ。
このようにして私は何にも手を触れずに、ひとつの考えを即座に発展させ完成させることができる。
できそうな改善は思いつく限りすべて発明品に組み込み、どこにも支障が見当たらなければ、わが脳の生み出した最終成果物を具体的な形にするのだ。
当然ながら、私の考えた装置は思った通りに動作し、実験はまさに計画通りの結果に終わる。
20年のあいだ、例外はひとつもない。
実際に1895年3月、ニューヨークにあったテスラの研究所が火事によって、設備、図面など全てが一夜にして灰になりましたが、テスラは自らの脳内の記憶だけで研究所を再建しました。
その後テスラの研究はフリーエネルギー、無線送電システム等へと移行します。
ここで無線送電システムに関するテスラの言葉。
飛行機を飛ばすにしろ、レジャー用ボートを動かすにしろ、そのためのエネルギーは地球上のどの地点でも取り出すことが完全に実現可能なのである。
とりわけ、人里離れた場所に灯をともすことについては、私は希望に満ちた自信を持っている。
これより経済的で便利な方法はまず考え出せないだろうと信じている。
私の予見が、これまでそうだったのと同様、正確なものと証明されるかどうかーーー未来が示してくれるであろう。
テスラは、ナイアガラの滝発電所建設を請け負ったウエスティングハウス社にとって、テスラに支払う特許料が事業継続の大きな負担になっていることを知ると、彼に大きな利益をもたらすウエスティングハウス社との特許に関する契約を自ら放棄してしまいます。
彼は自分自身の金銭的な利益には無頓着と言っても良く、あくまでも社会全体の利益を考えていました。
地球上のどこに住んでいても、誰もが安価にエネルギーを利用することや情報を得ることが可能で、安定した暮らしが出来る世界です。
しかし、テスラに資金提供する銀行家や資本家の考えは違いました。
ナイアガラの滝発電所建設に資金提供したのも、発電所によって莫大な利益が得られるためですし、銀行家のJ・P・モルガンがテスラへの資金援助を途中で打ち切ったのも、テスラの研究が成功して化石燃料等も必要無く誰もが安価にエネルギー供給を受けられるようになれば、自分達の利益にならないと考えたからでしょう。
実際に当時のウォール街では、モルガンがテスラに資金提供を始めたのはテスラの技術を発展させないためという噂が流れたようです。
銀行家や資本家達の考え方は、21世紀の現在も変化していないと言わざるを得ません。
ちなみに2018年に公開されたFBIの機密文書によれば、ニコラ・テスラは金星人であると書かれています。
上記記事より一部抜粋↓
「宇宙の人々はテスラの意思を受け継ぐエンジニアたちのもとを頻繁に訪れました。そして宇宙の人々は、故テスラが金星人であることを教えてくれました。テスラはまだ赤ちゃんの頃、1856年に地球に連れてこられ、ユーゴズラビアの山奥(現在のクロアチア)で生活していた両親のもとへ“養子”に出されました」(文書より)
上記記事よりFBIの文書↓
現在の地球上にも自らを金星人だと公言しているオムネク・オネクという女性がいます。
彼女の場合、金星から地球にやってきた際にはチベット仏教の寺院で僧侶達に面倒をみてもらったと書いています。
地球の表面にも地球外、そして地球内部の進化した存在達と一緒に、地球表面の未開文明進化のために活動している人達が一定数いるようです。
今、この時期にニコラ・テスラの映画が製作されたということは、これまで隠されてきたフリーエネルギーのテクノロジーが、いよいよ公開される日も近いのではないかと期待してしまいます。
話しは変わりますが有楽町の映画館で「テスラ」を観た後、自宅に帰るために自転車で白山通りを走っていました。
赤信号で止まり、ふと上空を見上げると↓
???、なんだあれは?
ニコラ・テスラの映画を観た直後だったので、宇宙からメッセージが届いたのかと思いましたが、自宅に帰って調べてみるとこういうことでした↓
ちなみに3月31日は、今年の中でも最高クラスの縁起の良い吉日だったようです。
皆さんも、何か笑顔になるようなことはあったでしょうか。
参考図書:
関連記事:
「オステオパスから新型コロナ感染症の治療を行なっている医療関係者の皆様への提案。」
アメリカのトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染した際に治療を行なった主治医は、ショーン・コンリーという名のオステオパシードクター(DO : Doctor of Osteopathy)でした。
ショーン・パトリック・コンリー
1980年生まれ。
2006年にフィラデルフィアオステオパシー医科大学でオステオパシー医の学位を取得。
2018年から2021年まで大統領の医師を務めた米国海軍の将校。
コンリーはCOVID-19の大流行の間、ドナルド・トランプ大統領の医師を務めた。
トランプ大統領の病状について会見するショーン・コンリーDO
胸にSean P Conley DOの文字が見えます。
アメリカにはMDとDO、2種類の医師免許が存在します。
MD:メディカル・ドクター
投薬、手術などの全ての医療行為を行なうことが可能。
DO:ドクター・オブ・オステオパシー
MDと同等の全ての医療行為を行なうことが可能、更にオステオパシー医学に基づくOMT
(Osteopathic Manipulative Treatment:オステオパシー徒手療法)を用いて、患者を治療することが可能。
参考までに当院HPの内容: オステオパシーとは - -
OMT(Osteopathic Manipulative Treatment:オステオパシー徒手療法)の説明:
以下は、DC、日本の医師、MD、DOの教育課程を比較した図です。
上図を見て分かるように、MDとDOが医師になるまでに要する年数は高校卒業から最短で11年(一般大学卒業後7年)と同じ年数です。
つまり、DOは7年の間にMDと同様の教育課程の他にオステオパシーの哲学やOMTの技術を学ばなければならず、ある意味ではDOの医師免許を取得することはMDの医師免許を取得する以上に大変なことだと言えるのではないでしょうか。
ここで話しは変わり、1918年から1920年にかけて世界的に大流行したH1N1亜型インフルエンザ(通称:スペインかぜ)について書きたいと思います。
スペインかぜは全世界で約5億人が感染したとされ、死亡者数は5,000万-1億人以上と言われていますが、アメリカの調査資料によると薬剤治療のみの患者と比較してオステオパシー治療を受けた患者の死亡率は大幅に低かったというデータが残っています。
スペインかぜ (ウィキペディアより一部抜粋)
スペインかぜ(英語: 1918 flu pandemic, Spanish Flu、スペイン語: La pandemia de gripe de 1918、gran pandemia de gripe、gripe española)は、1918年から1920年にかけ全世界的に大流行したH1N1亜型インフルエンザの通称。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるインフルエンザ・パンデミック重度指数(PSI)においては最上位のカテゴリー5に分類される。
全世界で5億人が感染したとされ、 別のデータでは世界人口(18億-19億)のおよそ27%とされており、 これには北極および太平洋諸国人口も含まれる。死亡者数は5,000万-1億人以上、おそらくは1億人を超えていたと推定されており、人類史上最も死者を出したパンデミックのひとつである。
現状の歴史的・疫学的データでは、その地理的起源を特定できていない。
流行源は特定できていないが、初期にスペインから感染拡大の情報がもたらされたため、この名で呼ばれている。
パンデミックが始まった1918年は第一次世界大戦中であり、世界で情報が検閲されていた中でスペインは中立国であったため戦時の情報統制下になく、感染症による被害が自由に報道されていた。
一説によると、この大流行により多くの死者が出たことで徴兵できる成人男性が減ったため、第一次世界大戦の終結が早まったといわれている。
次にマイケル・クチェラD.O、ウイリアム・クチェラD.Oの著書「全身の機能障害におけるオステオパシー的解析法」より、スペインかぜに関する部分を一部抜粋して紹介します。
アメリカにおけるスペインかぜ患者10万人に関するSmithの調査結果(「全身の機能障害におけるオステオパシー的解析法」より)
上記の図に関する解説:
当時、Smithはインフルエンザ患者10万人について調査を行ない、オステオパシー・マニュピレーション治療を受けた患者の総死亡率は0.25%、肺炎を併発した患者の死亡率は10%であると報告した。
薬物療法のみを受け、オステオパシー・マニュピレーション治療を受けなかった患者の総死亡率は5%、肺炎を併発した患者の死亡率は30~60%であった。
このような研究は科学的、効率的な現在の医療界では決して行なわれない。
しかし、この初期の調査はマニュピレーションが効率よく強力に身体固有の防御作用を支援することを示した。
薬剤とマニュピレーション治療を組み合わせて身体の恒常性をサポートすると、入院期間を10%短縮する効果があることが証明された。
肺炎に対する初期のマニュピレーション治療は次の3つの主要な目標を持つ。
すなわち、鬱滞の軽減、肺の実質組織への交感神経亢進の緩和、および胸郭の呼吸運動への機械的な障害の低減である。
この3つの目標を達成する効果的なマニュピレーション治療は肝臓の解毒作用と腎臓の排泄による老廃物の排除を促進し、病理組織の血管収縮を減少し、抗生物質の組織への有効範囲を増加し、呼吸を改善して患者を快適にすることができる。
以上「全身の機能障害におけるオステオパシー的解析法」より
ここでまたアメリカのトランプ大統領の主治医ショーン・コンリーDOの話に戻りますが、彼は2018年にトランプ大統領の主治医となり2021年の任期終了まで主治医を務めています。
大統領が体調を崩したときに単なる薬剤治療をするだけならば主治医がDOである必要はなく、トランプ大統領の体調に何か不具合があったときには大統領はOMT(Osteopathic Manipulative Treatment:オステオパシー徒手療法)を受けていたのではないでしょうか。
アメリカのDOであればスペインかぜの際にOMTが患者の治療に効果があったことを知っているはずですから、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染した際には薬剤や抗体カクテルだけではなくOMT(Osteopathic Manipulative Treatment:オステオパシー徒手療法)も治療に取り入れていた可能性が高いのではないかと私は考えています。
前置きが長くなりましたが、ここからが今回の記事の本題です。
OMT(Osteopathic Manipulative Treatment:オステオパシー徒手療法)は通常は訓練を積んだオステオパスでなければ出来ませんが、胸郭周辺の症状に効果の高いリブ・レイジング(肋骨挙上)と呼ばれるシンプルなマニュピレーション治療は一般の人でも行なうことが出来ます。
これならば、現在病院において新型コロナウイルス感染症患者の治療にあたっている看護師等でも実行が可能でしょう。
リブ・レイジングには幾つかの方法がありますが、今回は「全身の機能障害におけるオステオパシー的解析法」と「オステオパシー総覧(下)」から2種類の方法を紹介いたします。
「全身の機能障害におけるオステオパシー的解析法」のリブ・レイジング法
臨床的には、幾つかのリブ・レイジング・マニュピレーション治療(肋骨挙上治療)が第1-6胸椎部位を中心に多用される。
通常、患者を背臥位にし、治療台の上部を挙上して患者が呼吸しやすいようにする。
リブ・レイジングは一度に片側だけ、あるいは同時に両側を挙げることもある。
医師は両手を脊柱の下に入れ、脊柱起立筋(ESM)の片側を4指でつかみ、その対側を母指球と小指球でつかむ。
次に医師は両手を閉じて脊柱起立筋に耐えられる程度の抑制圧迫を加える。
この筋塊をつかむと胸骨と肋骨の挙上によって、典型的なリブ・レイジング姿勢が作られる。
ESMをつかんだまま脊柱を右か左に転位し、両手と脊柱起立筋の圧力ができるだけ同等になるまで、どちらか片方の手の位置を調整する。
この状態を保持して、ESMの弛緩を待つ。
その後、ゆっくりと圧迫をゆるめる。
リブ・レイジングによって患者は楽になるだけでなく、血管運動神経と気管支運動の制御に対し交感神経を抑制することにより、肺組織への血液供給を効果的に増加させると考えられる。
「オステオパシー総覧(下)」のリブ・レイジング法
肋骨挙上 ー 仰臥位(あおむけ)
患者の体位
仰臥する。
オステオパシー医師の位置
患者の傍らに立つか、または座る。
手順
1,
両手(手掌)を患者の胸郭の下に差し込み、指腹部分が肋骨角に触れるようにする。
2,
指を動かして、患者の肋骨角および胸郭の背面に確実に接触させる。
3,
肋骨角に対して牽引力を加える。
4,
牽引力を加えながら、両膝を曲げて上体を低くし、両手で患者の肋骨を持ち上げる。
5,
このようにして、次々と全ての肋骨を治療する。
6,
胸郭の反対側についても、同様に治療する。
注:もし助手がいれば、2人で胸郭の両側を同時に治療することができる。その場合、胸郭の両側に加える牽引力を等しくし、かつ2人の動作を同期させなければならない。
オステオパシー総覧には座位によるリブ・レイジング法も載っていますが、今回は入院治療している患者を対象と考えているので、仰臥位のみを紹介しました。
当院に来院されている方々なら分かると思いますが、オステオパシーの施術は身体に強い力を加えることもなく穏やかな方法ですが、その効果は非常に高いものがあります。
ちなみに私が過去に施術したクライアントの最年少は生後6日、最高齢は95歳です。
現在、新型コロナ感染症の治療をしている医療関係者の方々も、非侵襲的で安全な方法にも関わらず効果の高いオステオパシー医学に基づくアプローチを是非試していただければと思います。
また新型コロナウイルスのみに限定せず、呼吸器系等の胸郭周辺の症状には全般的に効果がありますので、様々な場面で試していただけると幸いです。
参考図書: