「小谷美紗子。」(動画)

先日、鶴瓶さんが司会をしている「A-Studio」という番組に、松山千春さんが 出演していました。 ネットでは、その時に千春さんが語った内容が感動的だったと、話題になって いましたが、久しぶりに見た動く千春さんの見た目が、かなり老いた感じになって いたので、若かりし頃を知っている世代としては、少なからずショックでした。 そこで、千春さんがまだまだ元気なうちにコンサートを見に行こうと、丸の内にある 東京国際フォーラムで、先日行われた東京公演に行ってきました。(千春さん、 失礼なことを言ってゴメンナサイ。) 見た目は、かなり変わってしまいましたが、歌声とトークは相変わらず健在で コンサートでは、それほど熱心なファンではない私でも知っている「あたい」、 「銀の雨」、「オホーツクの海」、「長い夜」などの古い曲も歌ってくれて、なかなか 満足できました。 噂には聞いていましたが、千春さんのコンサートはとにかくMCが長く、ほぼ1曲 歌うごとに、かなり長いおしゃべりが入ります。 まあ、それはそれで熱烈なファンには、堪らないのだと思いますが・・・。 歌はどれも良かったですが、特にアンコールの時に「長い夜」を歌った際に、 年配のおばさま方が立ち上がり、ノリノリで拍手をしていました。 それを見た時には、私がまだ子供の頃にテレビへの出演を拒否し続けていた 千春さんが「ザ・ベストテン」に出演した際に、「長い夜」を歌いながら 足でテニスボールを蹴ったシーンを思い出しました。 で、ここからが今回の内容の本題ですが、千春さんのコンサートを見た後に、なぜか 久しぶりに小谷美紗子(おだに みさこ)さんの曲が、聞きたくなりました。 千春さんの曲にはメッセージ性の強い曲もあるので、それで小谷さんの曲が聞きたく なったのかもしれません。 小谷美紗子さんはテレビには出ないので、知らない人も多いかもしれませんが、 私の中では、日本でも指折りのシンガーソングライターだと思っています。 1996年にデビューしていますが、デビュー曲の「嘆きの雪」を、初めて聞いた 時には、凄い人が出てきたと、かなり衝撃的でした。 その独特の歌声と、力強さを持った歌詞は、聞く人の心に訴えるものがあります。 ちなみに小谷さんはラジオには時々出演していて、トークもなかなか面白いです。 では、今回は小谷さんの数ある名曲の中から、1999年リリースの3rdアルバム 「うた き」に収録されている「真(君の真未来に捧げる歌)」を聞いてください。 この曲は、小谷さんの知人である実在する男性をモデルにして書き上げたそうです。 「真(君の真未来に捧げる歌)」  作詞、作曲:小谷美紗子         こんな人がいるだけでも、         この世界は意味を持つし、         この世界のなかで、         生きている意味がある。                    V・E・フランクル                                      白山オステオパシー院長