「ケイシー・リーディング(8)」

エドガー・ケイシーのリーディングでは、数百名にのぼる人達のファイルが 残っていますが、そのうちの18名は「本人が希望しない限りは、今回の 生でこの物質世界に戻ってくる必要は無くなるであろう。」と言われました。 ちなみに、この18名の職業は教師、建築家、医師、女優、不動産業、秘書 ほか多岐に渡っていますが、その中で最も多かったのは、聖職者でもヒーラー でもなく、家庭の主婦でした(4名)。 ある意味では、主婦ほどイエスの言った「いちばん先になりたい者は、全ての 人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」という言葉を、現実の 生活の中で実践している職業は無い、と言えるのかもしれません。 それら、輪廻の輪を終えようとしている人達のリーディングを読むと、たとえ 多くの苦難の中にあっても、それらを乗り越える勇気と希望を私達に与えて くれます。 今回は18名の中の1人、57歳の女性作家に対して取られたリーディングの 一部を紹介します。 今生は数ある生涯の中でも一際美しいものであるが、これまでよりも多くの 葛藤が起こってくることが予想される。 この人は長い道のりを旅してきて、自分の経験の一部となる重荷だけでなく、 周囲の人との付き合いの中で、背負うつもりもないのに背負わされてきた 重荷に倦み疲れている。 だが、このようなことは神がお愛しになる者たち、同胞と接する中で、 神がお愛しになる者たちが経験することの一部であることを、憶えて おきなさい。 あなたが希望を捨てず、自分という宮の中で目的としたものを、しっかり 保ってゆくならば、神は天使にあなたの世話を任せ、あなたを育て上げて くださるからだ。 あなたの中にある主の宮は聖なるものであり、あなたの心と体は現に生ける 神の宮であることを知りなさい。 そのように、あなたは祭壇の上で多くの荷が捨て去られること、信仰と希望、 慎ましさと忍耐という芳しき香が、あなたのものとなるであろう栄光の目覚め へと立ち昇ってゆくことを、今後たびたび見い出すこととなるだろう。                                        No,1472-1 関連記事:       「エドガー・ケイシーとは」      「ケイシー・リーディング(1)」      「ケイシー・リーディング(2)」      「ケイシー・リーディング(3)」      「ケイシー・リーディング(4)」
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                                   白山オステオパシー院長