


冬になると、このような気圧配置になるため、風はほぼ北西方向から吹き
ますので、主要な道路には必ず日本海側に防雪柵というものが設置されて
います。
これは、北西から吹いてきた風を下向きに変えて道路に風を吹きつける
ことにより道路に雪が溜まりにくくし、更にドライバーの視界も良好に
するというものです。
では、私の実家の近くの2枚の道路の写真を見てみましょう。

上の写真は、防雪柵の無い道路の写真。
道路は一面雪に覆われ、視界も良くありません。
下の写真は、防雪柵のある道路の写真。
防雪柵のある側が、日本海側となります。
防雪柵により、雪が吹き飛ばされて道路のアスファルトが見えています。
また、ドライバーの視線の高さの視界も良くなっています。
この防雪柵、当然費用はかかりますが私の地元のような吹雪が日常の
地域では、なくてはならない存在です。
ただ、難点として防雪柵の風上と道路の風下側に大量の雪が溜まって
しまうために、そこに畑がある家は、雪解けが遅くなり春先の作業が
遅れてしまう、ということがあります。
もう一つ、冬の北海道に欠かせないのがこれです↓