「なんか違う?」

当院にはアンドルー・ワイル博士の「癒す心、治る力」やフルフォード先生の 「いのちの輝き」を読んでオステオパシーの存在を知り、オステオパシーを 受けたいと来院する方々が、これまでに何名も来ています。 そういった方々は、本を読んだあとにまずはインターネットのヤホーで 「オステオパシー」を検索するわけですが、多くの方が「あれっ、なんか違う?」 と違和感を覚えるようです。 ネットで検索すると、オステオパシー施術院のサイトに書かれているものは 適応症状と言えば、腰痛、肩こりなどの筋骨格系の症状がほとんど。 そうかと思えば「オステオパシー(整骨療法)」という名称の意味からは、 かけ離れた、エネルギー系の内容がメインになってしまっているサイト。 またオステオパシー団体のサイトでは、オステオパシーを受けて病気を 未然に防ぎましょうという、予防医学的な部分が強調されています。 「癒す心、治る力」や「いのちの輝き」を読んだ方々は、それらのサイトの 内容を読んで、「自分の病気はやはり治らないのか・・・」と、失望することが 多いようです。 私も学校の授業やセミナーで現代のオステオパシー理論や数多くのテクニックを 学びましたが、現在はオステオパシーの基本となる考え方やテクニックで参考と しているのは、オステオパシー創始者Dr.スティルと「いのちの輝き」の著者 Dr.フルフォードの2人のみと言っても過言ではありません。 結果的にそんな私の考え方を読んだ方々が「もしかしたら、ここならば大丈夫 かもしれない。」と、当院を選んでいただいているようです。(その期待に 充分に応えられていると良いのですが。) この2人の偉大なオステオパスには、人としてどう生きるべきかという面でも 学ぶべきところが多く、未熟者の私にはもう感謝しかありません。 オステオパシーに関する文章を読むと、「人には自然治癒力が備わっています」 という言い回しがよく使われますが「自然治癒力」とは、病気にならないように 働く力にとどまらず、病気になってもそこから健康な状態に回復する力のことを 言います。 「骨格構造(osteology)」を整えることで、血管系、リンパ系、中枢神経系(脳、 脊髄)、末梢神経系(脳脊髄神経系、自律神経系)の機能を正常化させ、自然 治癒力を発動させる。 それが「オステオパシー(osteopathy)」です。 関連記事:   「パーカッション・ハンマーについて(1)」   「パーカッション・ハンマーについて(2)」   「パーカッション・ハンマーについて(3)」   「スティルのテクニック(1)」   「スティルのテクニック(2)」   「スティルのテクニック(3)」   「スティルのテクニック(4)」   「構造は機能を支配する。」   「本当のリリースとは?」    「オステオパシーの源流は日本?(3)二宮彦可と正骨範その1」