「Dr.スティルの著書日本語版を入手しました。」
4冊のDr.スティルの著書のうち、
「The Philosophy and Mechanical Principles of Osteopathy 」
「Autobiography of A.T.Still」
上記の2冊の日本語版を入手することが出来ました↓
「Dr.スティルの著書」という記事を書いた際に、以前に日本オステオパシー・プロフェッショナル協会(JOPA)が出版した「Osteopathy Research and Practice」日本語版の画像を貼り付け「現在絶版中なので、誰か譲っていただける方はいないでしょうか?」ということを書きました。
するとその記事を読んだ当院に来院しているM氏が、記事中の画像から日本語版を翻訳したオステオパスの清水先生を見つけ出してくださり、更にその治療院に施術を受けに行ったそうです。
そしてM氏が清水先生の施術を受けた際に、その治療院を知るきっかけとなった当院のことを話したところ、後日、清水先生から私のところにメールが届きました。
そのメールにより、今回DR.スティルの著書の日本語訳を清水先生から購入することとなり、先生の治療院まで本を取りにいきました。
本を受け取ったあと折角の機会なのでと一緒にお酒を飲みに行き、オステオパシー業界の大先輩である先生から日本のオステオパシー黎明期の話なども含めて、様々なお話をお聞きすることが出来ました。
清水先生はDr.スティルの著書だけでなく、多くの著名な海外のオステオパスの原書も読まれており、その知識の広さ、深さに驚きました。
また、私のような経験の浅いオステオパスの考えも聞いて下さり、更にそこはこういった考え方もありますよ、と発生学的に考える方法など私には未知の考え方も教えていただきました。
私は諸事情により以前に所属していたオステオパシー団体を退会してから、他のオステオパスと知り合う機会も無く、ひたすら独自の研究を続けてきました。
ですから、清水先生のようなDr.スティルの考え方を熟知した先生と知り合うことができたことは、私にとって本当に幸運なことでした。
また、今回このような出会いの機会を作っていただいたM氏にも感謝です。
なお「Osteopathy Research and Practice」に関しては、現状ではJOPAに再版していただくしか入手する方法は無いようです。
「The Philosophy and Mechanical Principles of Osteopathy 」、「Autobiography of A.T.Still」の日本語版はこちらから購入可能です↓
オステオパシーの創始者A.T.スティルの著書は、オステオパスならば絶対に読んでおくべき本です。
私はジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシーの学生時代に原書を苦心惨憺して読みましたが、日本語で読める方は本当にラッキーです。
ちなみに清水先生のブログも相当にマニアックなので、オステオパスの方は一読をおすすめします。