「白山神社と白山通り。」

当院は白山通りに面したビルの2階にあり自宅も近いため、元日は毎年地元の白山神社に参拝します。

 

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白山信仰は、今から約1300年前に泰澄が日本三名山の一つ白山を開山したことから始まりました。(他の二つは富士山と立山

現在では日本全国で約3000の白山神社があり、沖縄県以外の全ての都道府県に白山神社があるそうです。

 

では地元文京区の白山神社の由緒です。

天暦2年(948)に加賀一ノ宮・白山神社(現白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ))を、現在の本郷元町に歓請(かんじょう)。

建武4年(1338)足利尊氏公により国家平安御祈願所に命ぜられる。

元和2年(1616)徳川秀忠公の命により、巣鴨遷座

慶安4年(1651)徳川家綱公の用地となり、明暦元年(1655)現社地に移奉する。後に5代将軍綱吉公と生母桂昌院の信仰を受け、小石川の鎮守となる。

元准勅祭神社で東京十社の一つ。

 

こちらは地図と航空写真

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全国で約3000の白山神社があるそうですが、以前にグーグルマップで東京周辺の航空写真を見ていたところ八王子にも白山神社があり、さらにその近くには白山通りがありました。

一度この白山神社に行ってみようと思っていたので、2日はこちらの白山神社に行ってきました。

 

 

こちらは八王子の白山神社の地図と航空写真

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では八王子の白山神社の写真です。

表参道

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かなり急な階段

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本殿

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こちらの白山神社の御祭神は伊弉冉尊

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周囲には森が広がっており、なかなか良い雰囲気でした。

 

 

 

白山神社から南大沢駅に行く途中に愛宕神社があったので、こちらにも参拝させていただきました。

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本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

「杮と柿」(動画あり)

先日、東京建物ブリリアホール(豊島区立芸術文化劇場)のこけら落としシリーズの一つ、「志の輔らくご ~歓喜の歌~ 」を聴いてきました。

ところで劇場などが完成して最初の公演を「こけら落とし」と言いますが、「こけら落としって何?」と疑問に思い、調べてみると、

 

こけら落とし」とは (ウィキペディアより) 

こけら落とし(こけらおとし、杮落し)とは、新たに建てられた劇場で初めて行われる催しのことである。

ただし、こけら落し公演は来場者数が多くなり、出演者も大物であることが多いことから、実際には公演に当たっての手順を確認するなどといった名目でオープン後に複数の準備公演を実施してから正式なこけら落し公演をするケースが多い。 

演目はそれぞれの劇場の特性に合わせた内容で、おおむね慶事の内容であることが多い。

「こけら(杮)」とは材木を削った際の木片のことであり、建設工事の最後に屋根などの木片を払うことが語源になっている。

転じて体育館、陸上競技場、球技場、野球場などのスポーツ施設が開場する際にも報道などで「こけら落し」と表現される場合があるが、本来は劇場に用いる言葉であるため特に屋根のない屋外施設などでは誤用とされる。

歌舞伎発祥の言葉に、「こけら落しを見ると寿命が延びる」というものがある。

 

 

ということでした。

ところで「こけら(杮)」を読み、「かき?」と思った方も多いでしょう。

ウィキペディアには、その説明もありました。

 

 

「杮(こけら)と柿(かき)」 

「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒がつながる)」である。

しかし、過去の文献によれば、両者は明確には区別されておらず、例えば『康熙字典』では逆になっており、両方とも「柿(木部五画)」とするものや、両字は同じ字の別字体と説明するものもある。

これを根拠にして、JIS規格では「柿(木部五画)」が両方の字を包摂するものとしている。

これに対し、字典で区別されていないのは後の混同によるものであり、字義を考えれば「こけら」は「杮(木部四画)」で書くべきとする説もある。

 

ちなみに「杮(こけら)」の書き順は、こうなります↓

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今回の志の輔さんの演目は、この時期にふさわしい「ディアファミリー」と「歓喜の歌」。
志の輔さんの落語は素晴らしかったのですが、東京建物ブリリアホール(豊島区立芸術文化劇場)の設計は、はっきり言って全くダメでした。
 
例えば、
 
1,トイレの配置とキャパ
トイレが観客席の奥に配置されており、しかも1階席の男性トイレが3つしかない(1階753席、2階263席、3階284席)。
開演前に私が予想した通り、一部と二部のあいだの休憩時間には観客席の出入り口の前にトイレを待つ人の長蛇の列が出来て、観客席出入り口を完全にふさいでいました。
トイレは最低でも2倍の数が必要だったと思います。
配置も階段側にしておけば、待つ人の列を階段でさばけたはずです。
 
2,観客席に行くまでの動線
私は一番壁側の席だったのですが、壁と席のあいだに人が通ることができるスペースがあるにも関わらず、サイドの入り口の部分でそのスペースが閉じられており、通ることが出来ない。
そのため中央通路から、ひたすら他の観客の前を通って一番奥の席に行かなければならない。
私の前の席で一部を見ていた女性が二部の時には居ませんでしたが、彼女はトイレに行ったが二部の時間に間に合わず(通常は間違いなく、女性用トイレの方が男性用よりも時間がかかります)、開演してから他の観客の前を通って席まで行く勇気が無くて、二部を見ずに途中で帰ったのではないかと私は思っています。
 
3,屋根のない連絡通路
私は激混みのホールのトイレを避けて、隣にある区民センターのトイレを利用したのですが、2階にある両館の連絡通路は、凝ったデザインの壁はありますが驚いたことに屋根が無い!
夏は酷暑の中を歩かなければならず、雨の日にこの連絡通路を利用するには傘をささなければいけませんwww
 
こちらが傘の必要な連絡通路↓(ただし傘をさすには、幅が不十分)

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他にも細かいところは多々ありますが、 これくらいにしておきます。
どんな芸術家気取りの設計者がこの建物を設計したのか知りませんが、はっきり言って、施設を利用する人間のことを全く考えていないと言わざるを得ません。
この設計者が東京建物ブリリアホールの現状を見て、自分を恥じていればまだ希望があるのですが。
 
「いったい、この建物の設計会社はどこなのだろう?」と調べてみると、なんとあの鹿島建設でした。
これまでに多くの設計を手掛けた知識の蓄積があるでしょうに・・。
この施設を設計した人間もどうかと思いますが、その上司、豊島区の担当者、いったい何を考えてこの設計を承認したのか謎です。
あるいは「桜を見る会」的ななんらかの力が作用し、豊島区実力者の御子息あたりが設計していたりして・・・。
 
 
こちらはハレザ池袋のニュースリリース
 
 
 
 
今回の記事は小言が多くなってしまいました。
お口直しではありませんが、最後に志の輔さんの落語を一席どうぞ。
ちなみに八五郎さん、私の中ではかなり人間の理想型に近い人です。  
 
 
「新・八五郎出世」
 
 
 
なお、本来の八五郎出世はこちら↓
 
 
 
志の輔さんはどちらも演じていますが、私は新・八五郎出世のサゲのほうが好きです。

 

 

  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「The Rose」(動画)

先日、ラジオからBette Midlerさんの「The Rose 」が流れてきました。

久しぶりに聴きましたが、やはり良いです。

 

 


Bette Midler - The Rose

  

 

「The Rose」  歌:Bette Midler  作詞・作曲: Amanda Mcbroom

Some say love, it is a river,
that drowns the tender reed

Some say love, it is a razor,
that leaves your soul to bleed

Some say love, it is a hunger,
an endless aching need

I say love, it is a flower,
and you, its only seed


Its the heart afraid of breaking,
that never learns to dance

Its the dream afraid of waking,
that never takes the chance

Its the one who won't be taking,
who cannot seem to give

And the soul afraid of dying,
that never learns to live


When the night has been too lonely
and the road has been too long

And you think that love is
only for the lucky and the strong

Just remember in the winter,
far beneath the bitter snows

Lies the seed, that with the sun's love
in the spring becomes the rose