「無題。」
人生におけるあなたの道とは何だろうか?
それはいつでも自分のフィーリングにしたがうことだ。
つまり自分の魂の中にあるフィーリングに耳を傾け、それを体験するよう魂があなたを駆り立てる冒険に乗り出すことだ。
あなたが耳を傾けるならば、あなたの魂はあなたが何を体験する必要があるのかを教えてくれるだろう。
もしあなたが何かに退屈していたり、それをする欲求がないのであれば、あなたはすでにそれを体験し、その冒険から得られる叡智をすでに手に入れてしまったということである。
だが、もしあなたが何かをしたいのであれば、魂の中にあるその促しは、その体験をして、そこから得られる叡智という美徳を手に入れなければならないことを意味している。
それをすることを控えたとしても、別の機会、あるいは別の存在になるときまで、あなたはその体験を引き延ばしているだけなのだ。
自分の内面に感じるものに対して正直に生き、それを感じている自分自身を愛しなさい。
そのフィーリングは表現され、満たされなければならないことを理解するのだ。
もしあなたが何かをしたいのであれば、それが何であるかにかかわらず、そのフィーリングに背くのは賢いことではない。
なぜならそこには、あなたを待っているひとつの体験があり、人生をもっと楽しくしてくれる壮大な冒険が待ちかまえているからだ。
もしあなたが自分のフィーリングに耳を傾けるならば、あなたの美しい自己が深遠なる叡智へと進化していくために、あなたはつねに正しいことをしているのだ。
あなたの体が病気になったり、神経症や絶望が訪れたりするのは、あなたが自分のフィーリングにしたがわないときなのである。
自分の本心にしたがい、自分の夢、自分の望みを追い求めなさい。
それが何であろうと、魂があなたに求めることをして、それを完結させなさい。
そうすれば、あなたは次の冒険へと進んでいくだろう。
自分のまわりにいる者たちの価値判断を受け容れない限り、あなたはけっして価値判断を下されることはない。
そして、もしあなたが彼らの価値判断を受け容れるとしても、そのような体験をするために自分の意志でそうするにすぎない。
ラムサ「ホワイトブック」より