「内なるドクター」(本)
では「内なるドクター」のまえがきを紹介いたします。
この本に登場するのは、実在する人物、そして実際に起こった出来事の数々である。
彼らとの出会いは、私の人生に大きな豊かさをもたらした。
私はこの本を、医師、患者という区別を超え、等しく全ての人に向けて書こうと思う。
一度も患者にならない医者はいないし、また私たちは誰もが、自らの中にある内なる
ドクターと呼ぶべき神聖なる閃光を持つのだから。
かつて、私が勤める病院に出血性胃潰瘍の患者が訪れたことがあった。
外科医は胃の悪い部分を取り除いて治療したが、それだけで終わるなら、患者が
真の治癒に到達することはない。
私たちは、なぜ患者がそのような病気をつくったのか、本人と共にその根本原因まで
遡って取り組む必要がある。
でなければ、いったん取り除かれた症状はおそらく以前より深刻なレベルの、何らかの
問題となって、きっと当人に戻って来るだろう。
医者には症状を取り除く、抑える、緩和するといった治療はできても、真の治癒を
もたらすことはできない。
患者自身の内なるドクターが目を覚ますまで、本当の癒やしが訪れることはないのだ。
医者と患者が共に内なるドクターの存在に気づき、その神聖なる閃光が私たちのみ
ならず、私たちの住むこの美しい惑星に癒やしをもたらすこと---。
それこそ、私が本書を書く目的である。
私たちは皆、大きな全体の一部なのだから、一人ひとりが自らの癒やしに責任を
持つことは、大きな全体としての向上につながるだろう。
本書を通じて読者の皆さんと共に、一人ひとりを、そして大きな全体を丸ごと癒やす
冒険に出かけたい。
マクギャレイ博士は、映画「リーディング」にも出演されています。(予告編では
1分28秒くらいから)
映画「リーディング」予告編 LONG
では最後にケイシーグッズ専門店テンプルビューティフルのマクギャレイ博士
へのインタビュー記事より、
なぜなら私達一人ひとりは、今いる場所において、
特別な使命を持っているということ。
これは私たちが想像できる何よりも素晴らしい事なのです。
白山オステオパシー院長