「特別会計というブラックボックス。」

2017年度予算は27日、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で 可決、成立した。 一般会計総額は前年度当初比0.8%増の97兆4547億円と過去最大。 というニュースがありました。 一般会計の予算規模も大変なことになっていますが、ニュースでは今年度の 特別会計予算に関して全く触れられていなかったため、調べてみました。 日本のマスコミというのは政治家だけではなく、官僚にも気を使っているので しょうか? 記事にしないことにより、官僚の皆様から何らかの見返りでもあるのかも しれませんね(原資は国民の血税ですが・・・)。 これも、いま流行りの忖度? 調べた結果ですが、2017年度特別会計の歳出総額は393.4兆円、会計間の やりとり等を除いた歳出純計額は196.8兆円。 これが、出来るだけ一般の国民の目につかないようにしながら、役人達により 湯水の如く浪費されている特別会計の額です。 総額で一般会計の4倍以上、純計額でも2倍以上。 では、過去の大臣の発言。 2003年 当時の塩川正十郎財務大臣の国会での発言 「母屋(一般会計)でおかゆをすすっているときに、離れ(特別会計)ですき焼きを  食べている」 2009年 当時の亀井静香金融・郵政改革担当大臣のフリーやネット、雑誌記者 向けの会見にて。 「財源をどうやって作るかについては、前から総理にも言っているが、特別会計に 思い切って切り込んでいくべきだ。 20兆、30兆はすぐ出る。 今の特別会計は役人が抱え込んで、彼らの小遣いになっている。 ただ、各省の大臣にやれといってもダメだから、仙石(行政刷新担当相)あたりに やらせろと言っている」 国債の必要性については「出せばいいと思う」と肯定しつつも、「その前にやらないと いけないことがある」として、まず特別会計を見直すべきだと提案した。 参考までに財務省のサイトから(詳しく知られては困るので、メチャメチャ簡略化 されてはいますが・・・)   「 特別会計の歳出(平成29年度予算)」
特別会計について解説しているサイトを2つほど    「一般会計より巨大な特別会計」
   「税収の2/3が『特別会計』という官僚のやりたい放題の金庫に入っていく。    こんな国は世界では一つもない。」
ではケイシーリーディングNo,2823-11をご紹介   「すべての人は、その人自身が行なうべき仕事を持っている。      ただし、その仕事を見つけられるのは本人だけである。」                       つづいて、バガヴァット・ギーターの一節   「人は、幾度も繰り返された過去生により獲得した    特質によって、定められた天命をもっている。」                高級(?)官僚の皆さん、あるいは天下りを繰り返しているOBの皆さん。 こちらの世界に来る前に、あなたが自ら描いたブループリントは どのようなものだったのでしょう? この物質世界で多くの人が手に入れて喜んでいるものは、魂にとっては 重要なものではないと思うのですが・・・。 関連記事:       「日本人の特性」      「日本政府による遺伝子組み換え作物栽培への環境づくり」      「原発事故調査委員会にファインマンさんは居るのか?」      「今日の映画『沈黙の春を生きて』」      「水俣・・・そして福島」      「コロコロ代わる平成以降の「首相」早見表」      「井上陽水『最後のニュース』」(動画)      「TPP」(動画)      「トリチウム」      「おこです (#`Д´)ノ 。」
     「時。」
     「臭いものには蓋?」(動画)
                                  白山オステオパシー院長