「今日の映画『コレクティブ 国家の嘘』」(動画)

現在、全国のミニシアター系映画館において上映中の映画「コレクティブ 国家の嘘」を観てきました。

私が観た映画館は、ヒューマントラストシネマ有楽町。

 

映画「コレクティブ 国家の嘘」公式サイト|10月2日(土)ロードショー

 

ヒューマントラストシネマ有楽町

 

「コレクティブ 国家の嘘」概略

2015年10月30日、東欧ルーマニアブカレストのライブハウス「コレクティブ」で実際に起こった火災を発端に、明らかになっていく製薬会社や病院、そして政府や権力へと繋がっていく衝撃的な癒着の連鎖。

本作は、命よりも利権や効率が優先された果てに起こった国家を揺るがす巨大医療汚職事件の闇と、それに対峙する市民やジャーナリストを追った、フィクションよりもスリリングな現実を捉えたドキュメンタリー映画

 

「コレクティブ 国家の嘘」あらすじ

2015年10月30日、東欧ルーマニアブカレストのライブハウス「コレクティブ」でライブ中に火災が発生。

27名の死者と180名の負傷者を出す大惨事となったが、一命を取り留めたはずの入院患者がその後の数か月に複数の病院で次々に死亡、最終的には死者数が64名まで膨れ上がってしまう。

カメラは事件を不審に思い調査を始めたスポーツ紙「ガゼタ・スポルトゥリロル」の編集長を追い始めるが、彼は内部告発者からの情報提供により衝撃の事実に行き着く。

その事件の背景には、莫大な利益を手にする製薬会社と、彼らと黒いつながりを持った病院経営者、そして政府関係者との巨大な癒着が隠されていた。

真実に近づくたび、増していく命の危険。

それでも記者たちは真相を暴こうと進み続ける。

一方、報道を目にした市民たちの怒りは頂点に達し、内閣はついに辞職へと追いやられ、正義感あふれる新たな保健大臣が誕生する。

彼は、腐敗にまみれたシステムを変えようと奮闘するが・・・。

 

「コレクティブ 国家の嘘」予告編

www.youtube.com

 

主な登場人物

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私がこの映画を観に行ったのは水曜日の午前中。

座席数は162席とそれほど多くはありませんが、上映が平日の午前10時スタートにも関わらず、最前列などの一部を除きほとんどの席が埋まっていました。

私と同じように、今この時期に観ておくべき映画だということを多くの日本人が感じたということではないでしょうか。

この時期に「ヒューマントラストシネマ」という名の映画館で「コレクティブ 国家の嘘」を上映するとか、タイムリー過ぎです。

 

現在の日本は社会システムがあまりにも巨大になりすぎて、客観的に見て明らかにおかしいと思うような事柄があったとしても「どうせ自分が何か言っても、何も変わらない」と考え、何もせずに傍観者のままでいる人が多いのではないでしょうか。

何もしなければ状況は現状のままか、更に悪化するだけでしょう。

しかし、この映画の登場人物達のように僅かな人間でも行動を起こせば、状況を変えられる可能性が出てきます。

 

話は若干逸れますが、昨年から今年にかけて私のブログに何度か登場しているamazarashiのライブが、厳重な感染症対策のもとに先日行われました。

ライブに来ていたのは、今どきの髪形や服装をした20代くらいの男女が多かったのですが、このような若者達がamazarashiのライブに多数来ているのを見て、これからの日本に少し安心したことをこの記事を書いていて思い出しました。

 

 

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