「一文字の違いで。」

当院に来る方々の中には、病院で医師から「治りません。」と断言された経験のある 人達が、けっこういます。 例えば、  ・膝が痛くて病院に行ったら、「加齢ですからしょうがないですね。」と言われた、   おばあちゃん。  ・肩が上がらなくなって病院に行ったら、「四十肩ですから、一年くらいは   治らないでしょうね。」と言われた40代、50代くらいの人達。  ・側弯症と診断されて、「手術で背骨を金属で固定しないかぎりは、真っ直ぐには   なりませんよ。」と言われた若者。 などなどなど・・・。 しかし、医師がこんなに簡単に「治りません!」と断言して良いものなのでしょうか? 世の中には、病院で「治らない。」と言われた人達が、自分なりに各種の代替療法を 実践して治癒した、という例が幾らでもあります。 ですから、病気が「治らない。」のではなくて「私には治せない。」と、医師は言う べきでは、ないのでしょうか? 「治らない。」では救いようがありませんが、「治せない。」ならば、患者が 「自分でなんとかしよう。」と、他の方法を試してみることもあるでしょう。 人間の可能性の芽を摘むような言い方は、本当にやめてもらいたいです。 では最後に、以前にも紹介したDr,スティルの言葉で締めたいと思います。         医師の目的は健康を見つけることである。         病気を見つけることは誰にでもできる。                               A・T・Still                                    白山オステオパシー院長