「ありのままに生きようとした蟻は・・・。」
私が子どもの頃に歌手なのか芸人なのか、よくわからない「あのねのね」という
二人組がいました。
彼らは「赤とんぼの唄」、「魚屋のオッサンの歌」、「ネコ・ニャンニャンニャン」など
訳のわからない歌をたくさん作っていましたが、その中に「みかんの心ぼし」という
歌がありました。
その「みかんの心ぼし」の歌詞に、
「 ありのままに生きようとした蟻は、ありのままに生きようとした蟻は ・・・・・・・
ありのままだった。 」
という一節があります。
確かに、ありのままに生きようとした蟻は「ありのまま」でいられるかもしれません
が人間となると、なかなか「ありのまま」でいることができません。
私の場合、普段はどちらかというとテンションが低めのタイプだと思います。
これは誕生日によるホロスコープ的な部分、育った家庭環境、過去生から受け継いだ
ものなどいろいろな要因が考えられますが、私の中には子供の頃から(おそらく現在
も)テンション高めの人の方が、相手に良い印象を持たれるのではないかという思い
込み(?)があります。
ですから特に初対面の人などには、どこかいつもと違うテンションで接したりという
部分がありました。
しかし、結局は本当の自分とは違う人間を演じているわけですから、自分自身でも
違和感がありますし、相手にも不自然に映っていたのではないでしょうか。
人間はよほど達観した人でない限り、必ず相手に良く思われたいという気持ちが
働くと思いますが、結局は素の自分を見せて正直でいるのが、良い印象を持って
もらう一番の近道なのかもしれません。
しかし、どんな場所でも、どんな相手でも(特に相手に良く思われたいという気持ちが
強いほど。)素の自分をさらけ出すのは、なかなか難しいことです。
私もすでに不惑の40代の半ばに来てしまいましたが、相も変わらず惑いっぱなしで
子どもの頃から、ほとんど精神的な成長を遂げていないのではないか?と思う今日
この頃ではあります。
しかし、いつも「ありのまま」の自分で充分なんだと、自ら思えるような人間性を
身に付けたいものです。(結局は自分自身で努力するしか、方法はありませんが・・・)
最後にまた誰かの言葉を載せようかと思いましたが、良いものが思いつかなかった
ので、今回は問題を出します。
「あのねのね」の歌 「みかんの心ぼし」には、
「 なすがままという言葉があるのに
どうして、〇〇〇〇が〇〇という言葉がないのか 」
という歌詞があります。
この「 〇〇〇〇が〇〇 」の部分に入る言葉はなんでしょう?
今回は正解者が多数いると思われるので、特に景品はありません。
わからない人は、ググってみてね。
白山オステオパシー院長