「神田伯山ティービー」(動画)
講談師・神田伯山さんのユーチューブチャンネル「神田伯山ティービー」に先日upされた動画は、講談「天保水滸伝」の舞台となった地域に行き、地元の老人に天保水滸伝の登場人物などについて説明していただくというものでした。
その動画の中で伯山さんが小説家・子母澤寛の名前を出してくれたので、子母澤寛と同郷の私はすっかり嬉しくなってしまいました。
一部の作品しか読んでいない私ですが、私のおすすめは「勝海舟」と「父子鷹」です。
子母澤寛が小説を書き始めた頃は幕末から明治を生き抜いた人達が存命だったため、元新聞記者だった彼は、実際にその時代を生きた人たちから当時の話を聞き、資料を集めて「新選組始末記」などの小説を書いたそうです。
ちなみに司馬遼太郎はこの時代の小説を書く際に、膨大な取材に基づいた子母澤寛の作品も参考にしたと語っています。
何巻かは忘れましたが「街道をゆく」には、司馬遼太郎が子母澤寛が生まれた厚田村を訪れた際の話もあったはずです。
子母澤寛に関わる部分は2:00~と5:50~あたりからです。
神田愛山・神田春陽・神田伯山による天保水滸伝の車読み(リレー)
参考:
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